暁飯島工業本社ビル省エネ改修工事
目的
老朽化した空調機の改修と地球環境にやさしい省エネビルの実現。目標
電気・ガス料金H21年度比40%減、CO2排出量25%減、エネルギー使用量20%減電気・ガス料金削減目標

CO2削減目標

1次エネルギー削減目標

1次エネルギーとは?
石炭、原油、天然ガス、地熱などのように自然界に存在し、加工や変換をするまえのエネルギーをいいます。省エネ改修工事概要
- 空調設備改修工事
- エネルギー管理工事
- 省エネ照明設備改修
- 躯体改修工事(日射遮蔽)
建物概要
建物階数:地上6階 PH2階延床面積:2,717m2
構造種別:S造
竣工:平成4年6月(築31年)


空調設備改修工事
ガス焚冷温水発生機→高効率(高COP)エアコン
ガス熱源の冷温水空調システムを省エネルギー性能に優れた高効率(高COP)エアコンに更新。 ポンプやファンの搬送動力も削減できました。
一定速エアコン→高効率(高COP)エアコン
従来の一定速エアコンを省エネルギー性能に優れた高効率(高COP)エアコンに更新。
一定速エアコン→高効率(高COP)エアコン
従来の一定速エアコンを省エネルギー性能に優れた高効率(高COP)エアコンに更新。
エアコン人感センサー運転
在室したら自動運転、退室したら自動的に停止。エアコンの消し忘れがなくなりました。お掃除機能付エアコン
フィルターが目詰まりすると、冷暖房の効きが悪くなり、無駄な電力を消費してしまいます。 週3回自動でフィルター掃除することにより、快適に省エネします。空気還流装置
小型ファンにより室内を循環する強制対流を発生させて冷暖房時の室内上下及び水平方向の温度ムラが解消されるため、快適性が向上します。サーキュレーター
【夏】
風がある状態と無い状態では、体感温度(肌で感じる温度)が2度ぐらい違います。冷房時はエアコンと併用して冷気を循環させることにより、設定温度を上げても体感温度を下げることができます。
【冬】
暖かい空気は天井付近にたまるため、足元付近がなかなか暖まりません。暖房時もエアコンと併用して暖気を循環させることにより、設定温度を下げても体感温度を上げることができます。

エネルギー管理工事
デマンド管理
電気料金は使用した分を支払う従量料金と1年間のピーク使用量で決定する基本料金で構成されています。 デマンドコントローラーを導入し電力量のピークを制御することにより、基本料金を低減します。
見える化
社内の各自のPCからリアルタイムでエネルギー使用量外気温湿度を見ることができ、デマンド警報を社内PCと携帯電話にメール送信するなど、情報を社内で共有することで、社員の意識を高めることに成功しました。
見える化モニター
1階玄関ロビーに、見える化モニターを設置。 省エネ活動の紹介やリアルタイムのエネルギー使用量、デマンド情報、外気温湿度などがモニター出来ます。人感センサーモニター
近づくと自動的に映像と音楽が流れ、立ち去ると自動的に映像と音楽が切れる省エネ仕様です。
省エネ照明設備改修
蛍光灯40W×2灯→省エネ蛍光灯22W×2灯
消費電力を52% Down。 従来の蛍光灯の1.6倍の長寿命で、交換コストや交換手間も大幅に削減できます。間引き点灯
蛍光灯ランプを外したり、窓際など採光を確保できるエリアを間引き点灯することで節電しています。